パリ展inフランス 6月17日(月)〜22日(土) |
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日本語訳 日本の和服は色々な人の手によって出来上がっています。 例えば、京手描き友禅の場合は制作過程が20種類以上もの工程に分かれており、 それぞれに専門の職人が関わっています。 その全体を纏めるのが染匠と呼ばれる人々でオーケストラの指揮者の様な存在です。 彼等はクライアントの意向に沿って企画し、着物を創りだしていきます。 また、帯の世界も同じ様に多くの職人達が独立して一つの帯の為に働いています。 和とは相手に対し常に敬意を持ち、生かす事です。 その理念が日本の和の衣と帯に込められているのです。 私はこうした染匠達との対話の中から出来上がる 和服の素晴らしさ(決して表に出る事のない職人達の手仕事の美しさ)をこのパリで伝えたく、 今回展示会致します。 《本物》の持つ健やかな染織をゆっくり見て頂ければ幸いです。 和服とは皆で共に楽しく作る衣です。 会場にてお会いできる事を楽しみにしております。 |